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May 31, 2005

Skype、その通信の仕組み

すばらしい記事です。

ちょっとやそっとじゃSkype(スカイプ)にかないませんね。

音声やテキストチャットだけに使っておくのはもったいないです。

SkypeはP2Pの仕組みを利用しながら、瞬時にユーザーを検索したり、複雑な設定をせずにファイアウォールを通過したりすることが可能だ。Part2では、Skypeを安定性のある電話システムとして成り立たせている仕組みを解説する。


以下は私がすごいと思った部分の抜粋です。(全文読まれる事をお勧めします)


SkypeのGlobal Indexは、このようなユーザー数増加に対して、また急激なトラフィックの増加に対してもスケーラビリティを発揮している。スーパーノード方式による検索は、ファイル交換ソフトのKaZaAで共有されている全ファイルの検索でも使われているため、現時点のSkypeユーザー数程度ではびくともしないといったところだろう。

以前、理論上は60億ユーザーまで対応可能だという記事を読んだことがあります。

Skypeのネットワークは、常に最も効率のよいパスでデータをルーティングする、「Intelligent Routing」という機構を備える。通話中であっても、よりよい状態のパスがあれば動的に切り替えるというものだ。Skype通話において、時間の経過とともに通話品質が向上したら、この仕組みによる可能性がある。

 また、Skypeノードは通話中、常に複数のリレーノードと接続を確保している。そのため、現在中継しているノードに何らかの障害が発生した場合も、別の経路がバックアップしているので、通話状態は保たれる。リレーノードは、全体でその数が調整されており、理論的には足りなくなることはないはずなので、システムとしての安心感もある。クライアント/サーバ型のシステムでは、中継するサーバは固定的であり、冗長化のためのフォールバックサーバの数も有限である。ここにもP2Pによる自律性、冗長性が十分に発揮されているといってよいだろう。

Skypeの通話における暗号には、次世代暗号標準AESが採用されており、現状で最高レベルの暗号化を施している。しかもSkypeでは、通話ごとに毎回一度かぎりの鍵を生成している。つまり、たとえある通話の鍵の入手に成功したとしても、別の通話では再び異なる鍵が使われるということだ。この点から、Skypeによる通話を盗聴するのは非常に難しいということがわかる。

"Skype、その通信の仕組み"



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sb IT!from ITmedia エンタープライズ Skype、その通信の仕組み(Skypeは企業IP電話を変えるか:特集 PART2)
SkypeのP2Pな通信の仕組み【にっき (n-yoshi@lares)】at May 31, 2005 20:34